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近況報告

centree | 2007 年 10 月 10 日

早いもので結婚2年目に突入しました。ここのところずっと暑い日が続いていましたがここ数日は朝晩涼しく(寒く)ようやく秋の香りが。ともに、昨年の結婚式のドタバタの記憶も、なんとなくよみがえってまいりました。
昨年の式では皆さんに本当にお世話になりました。別々の家で過ごしてきた2人がある日突然一つ屋根の下に住むわけですから…すれ違いがまったくなかったといえば嘘になりますが、まずまず仲良くやっております。多々羅大橋で撮った写真の“影”のように、ながぁーく、ながぁーく仲良くできるようがんばります☆

9月末に、プチフールのケーキ4個で1000円券をなんと2枚ももらったのでお世話になっている方にプレゼントして、自分たちにもプレゼントしました。ここは自分たちの結婚式の引き出物のときにもお世話になったんですが、雰囲気もよくなかなかおすすめです。デニッシュ(クロワッサン)生地には目がない私ですが、ここのクロワッサン生地はほどよくカリカリでとても美味しいです。手前はミルフィーユ。甘さがしつこくなく、カリカリの生地…あぁ至福のとき。

最後はツッコミ系。1ヶ月前ほどにミャンマーに行ってきた方からのお土産なんですが、「番石榴」(グァバ)の飴みたい。よく見ると日本語が書いてあるぞ…なになに…。
「健康にょいじゅんすいな味つき 新しい美味しさ」
…何だろこれ。意味がよく分かりません…。逆にぼくらもわけのわからん英語とか書いたりしてることもあるんだろうなぁ。でも商品のパッケージにするときにはチェックぐらいしてほしいもんです。

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「天然ボケ」って?

centree | 2007 年 3 月 14 日

改めて聞かれると、答えに困るのがこの質問。そもそも、天然ボケってなんだろう。wikipediaを引いてみると

外面的な性格の類型の一つである。漫才におけるボケは、笑いとツッコミを誘うために計算されてわざと行われるが、このような「ボケ」的な行動を無自覚に行うとされる性格類型を指す。

という文から始まり、なるほど納得できる解説がつづく。お笑いの「ボケ」のように計算はされておらず、また「呆け・惚け」(←一部差別的な使われ方をしたので今ではあまり使われない)と一線を画するために「天然」を付け加えた模様。1980年代にとある芸能人が使ったのが最初とされる-という事実には驚きました。まだ歴史が浅いんですね~。
じゃあ、英語ではなんて訳せばいいのかって悩んでしまうのですが、この話題について触れているウェブサイトを探してみると、いろいろ解釈があるものですね。「ボケ」というニュアンスが含まれているので、そちらを強調した訳を見てみると「うーん、日常的には使いにくいなぁ…」と言う感想。
で、使いやすいかなと(個人的に)思った訳は以下のとおり。

 natural humor (生来面白みのある)
 unique (珍しい・独特な)
 easy-going (おだやかな・のんきな・ゆったりとした)
 
 ほかにも、eccentric(風変わりな)とかdreamy(夢を見る)なども説明する時には使えるみたいですが、なかにはbeautifulをもじってbeauty-FOOLなんて案もありました。
 ま、いずれの単語を使うにしても、使うシーン、相手を考えないと、怒らせてしまったり気落ちさせてしまったりしますから注意が必要ですが、いずれにせよ言葉と言葉の翻訳って難しいのだなぁ~って考えさせられました☆ 

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#5 ROMA (ローマ)

centree | 2006 年 12 月 16 日

#5 ROMA (5日目 ローマ)

アッシジをあとにして、2~3時間ぐらい走りましたかね…。高速を降りてからは「ローマかな?もう、ローマかな?」と一生懸命、市街と郊外の境を探していたのですが、地図をみてもいったい自分たちがどこを走っているのかさっぱり分からず(ローマの郊外の高速道路は環状線なんです…東→西とか北→南だったら分かりやすいのに…)なんやかんや分からぬまま古い城壁跡をくぐり「おーっ、ロ、ローマか??」と言っていたらあっという間にローマ中心街に着きました。そして、バルベリーニ広場近くのレストランで食事。地元学生の団体客が昼間からパーティーをしていて、しかも自分たちの予定は押していて、デザートがアイスクリームだったのにフルーツポンチに差し替えられました。押しの弱い添乗員のYさんですがこのときばかりは店員に「早く料理を…」と急かしたらしいのですが、最終的には「ウルサイ!」という顔をされて厨房から締め出されたそうです。恐るべし、イタリア。
ちなみに、レストランと言いましたが、ここのお店の表記は「TAVERNA」、「食べるな」と読めますが(笑)意味は小さな食堂、居酒屋という意味です。最初は店の名前かと思いましたが、町を歩いているとときどきこの表記を見かけるのです。ガイドブックには、リストランテ、トラットリア、ピッツェリア、バールなんていう食べ物やさんの名前が出ていたのですが、TAVERNAも覚えておかなければ。

日本人のSさんというチャキチャキの通訳さん、親切なマダムといった感じのイタリア人ガイドさんと合流。Sさんは夜の予定が詰まっていたらしく、「皆さ~ん、急いでくださ~い」と常に急ぎモード。ローマ市街は意外と狭く、食堂からトレヴィの泉までは徒歩で移動。お金をすられないようにとさんざん言われていてたので、楽しむどころか超緊迫モードでした。まあでも写真を撮っておかなければと泉に近づくと手振りで「お二人で撮ってあげましょうか?」と子連れの外国人(イタリア人?)」。警戒態勢の私は「ノー!」と言って断りました(イタリアには、子連れのスリが存在する)」が、数分後、ご主人らしき人が登場。どうやら彼らも旅行のよう。奥さん、疑って悪かったよ…(T_T)

ツアーの行程に沿ってヴァチカンへ。ガイドさんが「ここからヴァチカンですよ~」と言ってくれましたが、ほんと国をまたぐって感じはしません。でもヴァチカンって「市国」なんですよね。少し天気が悪いのが残念でしたが、サン・ピエトロ広場の広さ、建物の荘厳さはやはりすごいもんです。ローマの古い建物には、たいてい入り口の上に文字が刻まれているのですが、これがなかなかデザインされてます感のある書体。書体マニアの私にとってはたまりません。確かこの書体は…えー、ローマン書体、ローマン… ん? ROMAN? あぁそうか、ローマで使われていた書体だから、ローマンね。目からウロコの新発見でした。…かなり初歩的ですが。ローマン書体(日本でいうと、明朝体、見たいな感じ?)が好きな方、ローマに行くといいですよ(笑)

さて、夜もすっかり更けてきまして、まだ夕方5時半くらいですが、共和国広場に停車、ローマ三越に寄りました。しかし、日本で言う「三越」を期待してゆくと、小さいです。はい。2フロアしかありません。あと、ブランド物に興味がないので、どう安いのかも分かりません。さっさと三越をでて、近くの商店街に。地元の洋服屋を出たり入ったりして、最終的には靴屋さんに。イタリア、リラ時代に比べるとそうでもないらしいですが、やはり革製品は少し安いと思われます。日本では安い靴は人工皮のことがおおいですが、私たちがみた限りは、割とリーズナブルな靴でも皮でした(一応匂って触ってみました)。ということで妻のブーツをゲット。日本では靴のサイズの関係でブーツを選びにくいそうですが、わりとかわいらしいブーツがまずまずの値段で手に入りました。現在妻はこのブラックのブーツをよくはいています☆
※ちなみにボクがフィレンツェの露天で買った革靴は30ユーロでした(39ユーロだったのに「オニイサンニダケ、30!」と微笑まれ買ってしまう。衝動買いでしたが日本に帰って改めてみて「いや~いい茶色だ」と再び感激。時には衝動買いもいいもんです。)

格安旅行の宿命は、ホテルが郊外であると言うこと。この日も市街から30分ほど走ったところにある「ARIS GARDEN」というホテルでした。ロビーや部屋の装飾がなかなか派手で、メルヘンチックな感じでした。しかしこのホテルちと古いのか、カード式でもオートロック式でもありません。重厚なつくりの鍵を渡されて各々部屋のドアに立って鍵を射したのですが…

「ガチャガチャガチャ」…ん?開かない…
それも一人や2人じゃないんです。「えっ、お宅も開かないの?」とか言って後からついたツアー仲間も「ガチャガチャガチャ…アレ?」結局最悪時5組くらいの日本人が廊下でガチャGチャやってる滑稽な風景に。
しかし、なにかコツがあったらしく(鍵を差したままノブを右に回し鍵を回す、みたいな)最終的にはみんな入れました。

この日は夕食がついていなかったので近くのスーパーに買出しに。閉店8時の店に7時55分に入ったらイタリア語で「閉店時間ワカッテマスカ?」みたいなこと言われ焦って買いました。出るときは自動ドアも手動ドアになってました…以前も書きましたが、閉店時間に厳しいイタリア人です。
気を取り直して道路の反対側のスイーツ屋さんへ。観光地だとだいたい日本人には英語で話しかけてくれるのですが、ここは郊外なのでほとんどイタリア語で話しかけれられました。さすがに戸惑いましたが、なんとかかんとか乗り切りました。最後に「パンナ?」って聞かれてえーとパンナはなんだったっけーと戸惑っていたら妻がGoサインを出すので「OKOK」といったら生クリームを最後にドガンとかけてくれました。さすがアイスクリーム&生クリーム好きの妻、生クリームの名前は外国語でも理解できます。一本とられました(笑)このボリュームで2.5ユーロ。中心街では考えられない、リーズナブルなお値段です。寒いのそっちのけで帰るまでに完食しました。

明日はローマ一日自由行動です。

↓6日目ローマに続きます)↓
#6 ROMA (6日目 ローマ)
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イタリア旅行記
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イタリア, フィレンツェ, ローマ, 携帯, 料理, 旅行, 日本人, 英語, 食事
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#4 FIRENZE (フィレンツェ)

centree | 2006 年 12 月 15 日

#4 FIRENZE (4日目 フィレンツェ)

4日目の朝も快晴です! ホテルの玄関から見る朝焼けを見ると泣けます(??)美味しい朝食をいただいた後、ついにフィレンツェに出発です!
さて、ここで我々のツアーの添乗員、Yさんに触れておきましょう。今回のツアーは出発前1週間以内に添乗員から確認の電話が入ることになっていたんですけど、旅行の3日前のことです。電話が突然鳴り(電話はいつでも突然鳴りますが)
「ぁのぉ、×××のツアーをたんとぅさせてぃただきます、Yともぅしますが…」
(んっ???ちょっとなまってる?でも何なまりか分からない…)というなんともマイペースな話しっぷりで、添乗員というのは話も行動もテキパキ、ハキハキだと思っていた私にとっては衝撃でしたが、旅行が始まってみればこのマイペースぶりが結構ツボにはまり、今回のツアーの中で忘れられないキャラの一人になりました。
このYさんの、バスに乗り込んだしょっぱなの朝のお決まりの言葉はだいたい次のとおり。
「はぃ、皆さん、朝早い出発でしたが、はぁ、ポーターもまだお越しになって、じゃなくて、来てなかったので、皆さんに荷物を運んでぃただき、大変、お疲れ様でした。とぃうことで、はい、皆さん、おはようござぃます。ボンジョルノォ~。(…どこであいさつを挟んでくるのか予想不可能なため、反応薄し)…はぃ、皆さん、反応が、薄いようですけど、まぁ、ぜんぜん、問題、ありません。今日は、はぁ、フィレンツェに向かいます…」
とまぁ、書き下してみれば、人によっては「けしからん言葉遣いだな~!」と思われるかもしれませんが、これが独特のなまり+天性のマイペースの動きと相まって、なんともほんわかした気持ちになるのです。ホントです。うそだと思うなら、一緒に旅行してみてください。Yさんの名前、お教えします。(笑)

さて、だいたいホテルから約45分でフィレンツェの町の入り口、ミケランジェロ広場に到着。といっても、ダヴィデ像のレプリカがあるだけで、どちらかというと観光バスの駐車場兼展望広場といった感じです。ここからフィレンツェの町が一望できます。おぉ~言葉を失いました、これが、あの、フィレンツェという町か~!!確かに町中が茶色に覆われています。進化するのを忘れた町、なんて言われ方もされていたような気がしますが、この町はこの景観が守られているからこそ価値がありますねぇ。写真で見たら「ふーん」という感じかもしれませんが、肉眼で見るパノラマはなかなかのものでした。

フィレンツェも観光バスの乗り入れが厳しく制限されている(細い路地も多い)ので、アルノ川沿いの道でバスを降り、川沿いを歩くことに。団体ツアーはタームスケジュールが分刻みなので、すごい建物だ~と思いながら国立図書館を目でやり過ごし、先へ、先へ。左側にチラッとヴェッキオ橋が見えましたが、そこで右折。ここに、コの字型の建物が現れます。ウフィッツィ美術館、おそらくフィレンツェで一番大きな美術館でしょう。「ウフィッツィ」というのは、英語でで「オフィス」の意。昔ここが役場だったとかで、この名前がついたそうです。ここの美術館所蔵の代表作はボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」、ダ・ヴィンチの「受胎告知」、ラファエロの「ヒワの聖母」などなどですが、ルネッサンス絵画を多く集めている美術館だそうです。日本人ガイドの案内で約2時間見て回りましたが、ぜんぜん足りません、時間が。いろんな絵が見たくて、ガイドの話を耳で聞きながら、ほかの絵を見て時間を稼ぎました。絵はやっぱりすごかった!よくこんな昔にこんな色が出せたなぁ~とか、平面的な絵ばっかりの時代から立体的な絵の描き方を編み出した人すごい!とか、なんか、画家が「人生かけて描いてます」みたいな絵が多かったですね、あくまでも私のフィーリングですけど。廊下部分にもいろいろな彫像が飾ってあるですが、こちらももっとじっくり見たかった!

こちらがフィレンツェのドゥオーモ、正式名は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」らしいですが、これまたほかの都市のドゥオーモとは雰囲気が違います。13世紀後半の設計、15世紀初頭に完成のこの建物はゴシック・初期ルネッサンス様式が混ざっているらしいですが、白い大理石を中心に装飾を施した壁、と、なんと言っても八角形のクーポラが美しいです。調べてみると4~5世紀にはここに初代の大聖堂が建っていたらしく、現在のものが3代目の大聖堂とか。デザインが採用されるまでに何人かの建築家を集めてコンペが開催され、一番よいものが選ばれたそうです。現在の公共事業となんら変わりがないんだなぁ~と思いました。

午後からは自由時間だったのでクーポラに登ることにしました。ここはエレベーターがありませんので自分の足で462段の階段を登ります。映画の撮影でも使われたので日本人の観光客も多く、ホントはいけないんですが登り口、降り口ともに落書きがたくさんあります!階段が細く、クーポラははるか地上より上なため、落書きの取り締まりもできない状態です。ホントこの落書き、なんとかならないかなぁ…

ドゥオーモはだいたい町の中心に作られているので、このクーポラから見るパノラマは絶景です! 一部工事中のため、雰囲気が損なわれているところもありましたが、それでも景色を楽しむことができました。本当に屋根が茶色です。中心街はユネスコ世界遺産に登録されていますから、近代的な建物は建てられないでしょうが、それ以前に数百年もこの町の風景が守られてきたということは、規制がなくても町の景観を守ろうという、人たちの意識が違うんでしょうかね。

シンヨーリア広場に面する、ヴェッキオ宮殿。14世紀に建築、16世紀に改築。ここも現在では役場として使われています。イタリアの都市では普通なことみたいですが、やはり歴史的建物が役場になってるってすごいですよね!ちょっと話が飛躍しますが、姫路城が姫路市役所、みたいなもんですよ? フィレンツェは町自体が屋根のない美術館といわれているほどらしいのですが、ここの広場にも、さらっと16世紀の貴重な青銅の銅像とか飾られていたりして、ガイドさんが「これ一体あったら日本で美術館が建ちます」と言っていました。恐るべし、フィレンツェ。

ヴェッキオ橋からの眺め。このヴェッキオ橋の上には、橋の上から生ごみを川に投げ込んで捨てられることから、肉屋さんなど生ものを扱う商店がひしめき合っていたらしい。しかし、あるとき政府が川の向こう岸に別荘を作り、そこへ移動するためにヴェッキオ橋の上にプライベートの回廊を作ったのですが、お店からの臭いに耐えられず、肉屋さんたちを強制的に移住させて、臭いの出ない宝石屋を集めたそうです。ガイドさんによれば「女の天国、男の地獄」だそうです。写真は橋の西側から撮った写真ですが、どこの夜景を切り取っても、うっとりです。

ほかにも歴史的な建物や美術館がたくさんあるので、半日の自由行動ではぜんぜん、足りません。時間さえあれば個人旅行でふらっと1週間ぐらい行きたいところですが、まあ、なかなか無理でしょうなぁ…
。

明日はアッシジ、そしてローマへ向かいます。

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#3 VENEZIA (ヴェネツィア)

centree | 2006 年 12 月 14 日

#3 VENEZIA (3日目 ヴェネツィア)

さて、今日は「ヴェニス」の名前でもよく知られている水の都、「ヴェネツィア」に向かいします。割と朝早くホテルを出ましたが、ヴェネツィアに向かう道は渋滞…。道が細いこと、駐車場がないこと。これはイタリア全土が抱える問題で、都市では車の排気ガスによる公害問題が深刻になっています。その対抗策として(1)市街への車や観光バスの乗り入れを禁止or制限(2)州(市?)外ナンバーの車に通行税を課す(3)車を手放す人にお金をあげる(これはミラノ市で検討中だそうですが)などがあるんですが、ヴェネツィアは(1)と(2)どちらもあります。中心街には車は入れません。もちろん、水の都を謳うわけですから、車がうろうろされてはたまりませんがね(笑)実はミラノも昔はヴェネツィア同様、運河、水路が市内いろいろなところを走っていたらしいのですが、残念ながらこちらは車の通行のためにほとんど埋めてしまったと聞きました。景観保護と利便性の両立は難しいですね…

さて、駐車場まであと300mというところまで来ても渋滞…ということでしびれを切らしてバスを降りて歩くことに。車はここまで、ヴェネツィア市街に入るにはどうしても船に乗らなければなりません。わたしたちはツアーなので貸しきりボートに。しかしこの船着場、安全性は大丈夫なのか??海から突き出た木の杭はところどころ腐っていて、不安でしたが、大丈夫でした。わたしたちが乗るときは。ここからジュデッカ運河を通ってサン・マルコ広場まで向かいます。今日は雲ひとつない快晴。そしてアドリア海(厳密にはアドリア海ではない、と言う人もいますが)の海の青さ!絵から切り取ってきたような景色です。

無事上陸したあと、すぐにゴンドラ乗り場に。このゴンドラ、20~30分ぐらいの所要時間ですが結構高いらしいです!ツアー代金に含まれていたので乗りましたが(^_^;)まず大運河を東に、そして狭い路地に入っていきます。ゴンドリア(ゴンドラの運転手)は聞いていたとおりとても陽気。隣の船のゴンドリアはおしりを振って踊っていました。このゴンドラ、小回りは聞きますが、左右のバランスがものをいいます。少しでも座る位置を変えるものならバランスが崩れ「おっと、おっと!」な状態に。添乗員Yさんの話によれば、景色を写真に収めたいあまり動きすぎる人はゴンドリアに怒られたり、ひどい人は海に落ちてしまったりするそうです。…細い水路に入っていくと、石で覆われた壁に声が反射して、洞窟みたいな感じです。気分をよくしてゴンドリアが歌い始めました♪ムードは最高☆なんですが、実はちょっと臭い(ガーン)、ま、水上都市の宿命でしょうか、下水道を張り巡らすには少々大変でしょうね。下水は垂れ流し、という印象を受けました。

なんと今旅行初!イタリア人で日本語ペラペーラのガイドです。この人が面白い。もちろん許可を受けたガイドですから歴史に詳しいのは当たりまえなんですが、やたら正確な年代に詳しい。
「ハーイ。モウチョット近クニ来テクダサ~イ。コノタテモノは西暦xxxx年、●●●がタテマシタ、日本デイエバアヅチモモヤマジダ~イ。ソノ時代ハトッテモ、コノ、ヴェネツィアーガ、海運ノジューヨーナ役割ヲ果タシテイタジダーイ。ダカラ…」とか
「ヴェネツィアハ、英語デイウ、ラグーン、日本デハ新潟ノ「ガタ」、デスネ、ダカラトッテモ地盤ガ、ヨワ~イ」とかいいながらときどきギャグを盛り込む。もはやこの人、日本人ですな。弟子入りしたいですわ。

この街一番の広場、サン・マルコ広場の名前の由来ともなっている、サン・マルコ寺院。ガイドさんによれば、これは昔、個人の教会だったとか。個人のものにしてはリッチ過ぎます!いかにヴェネツィアが潤っていたかがわかります。ここには聖マルコの遺体が安置されています。いわゆる街の「守護聖人」というやつでしょうか。なお、建物はとても大きいのですが、何せ「潟」つまり干潟に建てられた建物。地盤が弱く、建物の床はあちこち波打っています。これはヴネツィアのどの建物にも言えることですが、軟弱な地盤に建っている古い建物をどのように修復、保存してゆくかが課題です。

リアルト橋から見る景色は絶景!おとぎの国のような風景です。もっとも、おとぎ話やテーマパークの中には、この風景からヒントを得たというものもあるでしょうが、しかし、異空間ですね。これが、本物だというのだからなおすごいです。このリアルト橋には、ほかの街同様商店が並んでいます。下に船が行き交うためかヴェネツィアの橋はほとんどがアーチ型の橋になっていて、少し小高くなっています。橋からの景色がよいのも、この影響があるかもしれません。この橋を渡って向こう側には魚市場や青果市場があり、観光客よりも地元の人が商品を買い求めていました。この近辺で割と安めの乾燥トマトを購入。値切ったけどあっさり断られました。でも安かったので満足です。あまりにも遠くに行き過ぎて、そしてヴェネツィアの道は迷路のようにわかりにくく…ツアーの集合時間を3分過ぎてしまいました(反省)

ランチはイカ墨パスタとイカの揚げ物でしたが、このイカ墨パスタが妙に塩辛い(たぶん、この店だけだと思う)!!この旅ワースト1の料理でした。なんとか完食しましたが、水が飲みたくなったのなんのって…。というわけで写真は載せません。勝手に流しのお兄さん(クラリネットを吹いていました)が入ってきて、何曲か演奏して、帽子を回してくるし(お金頂戴、の意味)なんとなく腑に落ちないお店でした。お昼を食べたら帰途に着きます。近年の温暖化の影響を受けて、海抜の低いヴェネツィアでは年に何回か、街に海水が浸入してくるときがあるらしいのです。そのときに歩くための仮設用の橋が、街のあちこちにおかれています。ちょっとしたベンチ状態。ステージっぽくも見えますね。

ここから3時間半ほどかけてフィレンツェ近郊(格安ツアーなので、ホテルがすべて”近郊”なのです)に向かいます。今日はほとんどが歩きだったのでバスの中でしばし休息…。冬なので日没が5時ごろと早いのですが、このあたりには特に高い山が回りになく、天気が快晴だったこともあって、すばらしい夕焼けをみることができました。太陽が山に消えてゆくのではなく、遠い平野に沈んでゆく…そしていくつかの木立が黒く浮かびあがる姿は絶景です。寝るのも忘れて見入ってしまいました。

まずまず予定通りにホテルに着き、夕食をとることに。この日の夕食、まずいわけではなかったのですが、量が少なかったので写真の掲載、却下!(笑)ただし、デザートのミルフィーユは絶品でしたが。ここではじめて、ホテルから歩いてゆけるスーパーマーケットが登場。カルフール、日本にもありますね。巨大なスーパーです。
しかし、歩いてゆけるとはいえ、片道15分はちょっと気合を入れないと歩けません!!ここで、チョコレートやクッキーなどおみやげになりそうなものを物色、そしてそうそう、水も買いました♪ ペットボトルの水はだいたい1ユーロ、観光地やレストランになると2~3ユーロになることもあるのですが、さすがスーパー、やることが違います! 500mlペットボトル!0.17ユーロ! 1.5リットル、0.3ユーロ!これは買うっきゃありません!しかし、イタリア人は閉店時間にとても忠実。閉店十数分前にはどんどん片づけをはじめ、レジも並んでいても「あっちに行け!」と強制的にひとつのレジに回されます。そうすると混み合って閉店時間を少し回ってしまうのですが、そうなるとみんなあからさまにかったるい顔になります。まあその気持ちはわかりますが、そんなに露骨に表さなくたって、ねぇ…なんか怒られた気分になって帰途に着きました。

明日は、いよいよフィレンツェです。

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